What's
デザイン経営とは
“経営の視点”にも、
クリエイティブなデザインの発想を。
「デザイン経営」とは、デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法です。その本質は、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら生み出すことにあります。
(経済産業省 特許庁ホームページより引用)
「デザイン経営」の効果
「デザイン経営」は、
ブランドとイノベーションを通じて、
企業の産業競争力(企業の社会的価値)の向上に
寄与します。
デザイン経営を実践する具体的取り組み
- デザイン責任者(CDO,CCO,CXO)が、経営チームへ参画すること
- 事業戦略・製品・サービス開発の最上流から参加する
- 「デザイン経営」の推進組織の設置
- デザイン手法による顧客の潜在ニーズの発見
- アジャイル型開発プロセスの実施
- デザイン人材の採用と育成の強化
- デザインの結果指標・プロセス指標の設計を工夫
これからは、
これら4つのデザインの役割を
存分に活かすことが重要
-
ハブ
コミュニケーションの
“ぐらつき”を無くすのに役立つ
「ハブ的」役割。 -
創造的プロセス
情報整理を経て進化させ、
新たな社会的価値を作り出す
「創造的」役割。 -
思想の形態化
異分野要素や想像を
ひとつのカタチやシステムに
「形態化」 する役割。 -
インターフェイス
企業や商品と人間を結ぶ、
異なる2つのものを仲介する
「接点」の役割 。
デザインは「経営資源」
デザインは、財務、物的資源、人材、情報などと同等の経営資源として、マネジメントの対象に。つまり、四大資源から五大資源へ増えることになります。そして、このデザイン資源は、基本的に4つに分類されます。これらのデザイン資源は、組織やデザイナーなどのヒトを媒介として企業経営に関わってくるのです。
-
いままでの
4大経営資源 -
これからの
5大経営資源
様々なデザイン資源
-
製品、サービス系の
物的なデザイン資源 -
情報系の
視覚的なデザイン資源 -
環境系の
空間的デザイン資源 -
コンセプト系の
システム的デザイン資源
Image
デザイン経営の
イメージ
経営戦略とデザインの関係
-
経営戦略デザイン
見た目ばかりのデザインに終止してしまい、経営的な視点や問題解決がすっぽり抜け落ちている。
-
経営戦略デザイン
せっかくのプランや製品なのに、相手に伝わるものになっておらず、外から理解されない。
-
経営戦略デザイン
数字や業績ありきの計画からデザインに着手するため、市場やニーズとのズレが生じてしまう。
-
経営戦略
デザイン課題解決を念頭に起き、ゴールから逆算して経営面とデザイン面を同時に走らせるので、意図した結果を長期的に得ることができる。
重要なことは、
経営戦略を立てる最初の段階で、
「課題解決」が先に来ているかどうか。
「最終アウトプット」というデザインを
俯瞰して描けているかどうか。
デザイン経営戦略を実現するためには、
経営者やデザイン部署との
円滑なコミュニケーションが図れる
クリエイティブパートナーが必要です。
Reference
参考データ
デザイン経営に取り組む
日本企業96社の現状と課題
旧来の経営を刷新するために、
「デザイン」に取り組んでいる企業が
やっていることは?
-
デザイン責任者が経営チームへ
参画する取組をしている -
デザイン推進組織を
設置している -
最上流からデザイナーが
参画する取組を実施している -
顧客の潜在ニーズを
把握する取組をしている -
デザイン責任者の職位
-
デザイン人材の
採用および育成を行なっている -
アジャイル型プロセスの
開発を行なっている
「デザイン」に何を期待している?
-
デザイン責任者の経営参画への期待
-
顧客の潜在ニーズの把握への期待
-
デザイン推進組織の設置への期待
-
アジャイル型プロセスの導入への期待
デザイン部門はどんな仕事をしている?
-
経営に参画するデザイナーが関わっている領域
-
デザイン推進組織が行なっている仕事
このデータは、経済産業省 特許庁ホームページ「特許庁デザイン経営プロジェクト」、
「デザインにぴんとこないビジネスパーソンのための“デザイン経営”ハンドブック」より引用。
まとめ
- とりわけ中小企業において、経営トップに近いところにデザイナーを配置する傾向が顕著。
と同時に、大企業も強い危機感をもって取り組んでいる。 - 導入にいたるきかっけとしては下記が大部分を占めており、顧客起点への転換が急務であるとの課題意識がうかがえる。
- 顧客の価値体験を起点としてサービスを企画設計する
- ビジネスの構想段階からどのように課題解決を行うかをデサインする
- 結果、デザイナーの経営参加、デザイン推進部門の設置を実現したものの、
その業務が「ブランディング」「製品・サービスのデザイン」に偏っている。
このようにお考えの経営者様、
企業担当者様はご相談ください
- 「デザイン経営」という言葉を知っているが、何から実行したらよいか分からない。
- 企業イメージを刷新したいと思っているが、経営陣と現場の認識一致を図りたい。
- 「デザイン戦略室」「ブランド管理部署」を社内に立ち上げたいと思っている。
- ウェブサイトが時代に合わなくなってきたので、経営戦略的なものに作り変えたい。
- 自社の強みや特長が、いまいち外に向かって伝わりきっていないと感じている。
- 経営者とのコミュニケーションがとれるクリエイターを求めている。
- 企業としてのブランド価値を根底から上げたいと感じている。
- 製品にイノベーションが必要だが、社内にデザイン力がない。
About Us
私たちについて
私が担当いたします。
BREST株式会社
代表取締役 宮 秀一
経歴
1979年7月生。金沢市出身。20代は、会計事務所を母体とした経営コンサルティング会社で中小企業の税務財務や経営革新業務に従事。税理士を目指すも挫折。一方、企業経営の現場において、一歩踏み込んだWeb戦略とデザイン的視点からの企業支援の必要性を強く感じ、ビジネスとクリエイティブの新たなスタイルを創り出したいと思い独立。2008年BREST創業。ブランディングに携わり12年。現在は東京と石川を拠点に、デザイン経営の在り方を模索し続けている。
Flow
ご相談までの流れ
-
1
まずはフォームより
Contact
お問い合わせ -
2
事前ヒアリングシートをメールで送付
必要事項をご記入ください -
3
事前ヒアリングシートご返送
-
4
相談日決定
-
5
相談実施
-
6
報告・提案
課題解決の実施(ご希望次第)
Contact
お申し込み
お申し込み / お問い合わせ
Contact Form